『神籬(ひもろぎ)』は、平成元年、
「木と人と、未来のために」という名前でスタートした機関誌です。
木・・・広くは自然のありようと
さまざまな方向からアプローチすることで、
私たち人間と自然界との新しい関わり合い方を
読者の皆様とともに探って行きたい。
そんな思いを込めて創刊の運びとなりました。
日頃見なれた「木」の世界をまた別の視点から
眺め楽しんでいただくことができれば幸いです。
『ひもろぎ』
●神事をとりおこなう際、臨時に神を招請するため、室内や庭に立てた榊(さかき)。しめ縄を張って神聖なところとする。
古くは、祭りなどの際に、周囲に常盤木(ときわぎ)を植えて神座とした場所をいい、のちには神社をもいう。神座。ひぼろぎ。
●神にそなえる米・餅・肉などの供え物。ひぼろぎ。ひぼろげ。ひもろけ。