■第21号(2000.4発行) 特集:日本人が森に学ぶこと。

「森林認証制度」が21世紀の林業を変えていく。

森林ジャーナリスト 田中淳夫(談)


1.それは、環境負荷を見極める指標
2.モノの「一生」を通して考える。
3.木がどう環境にいいのか。それを証明する手段として。
4.変わる木材の世界地図。
5.先行する森林認証の歩み。
6.まだまだ「あいまい」。でも、有効なツール。
7.未来のために、「スローな林業」へ。



日本の伝統的な林業地では、本来、環境にやさしい林業が行われていた。(中略)ただ、そのことを世界の誰にでもわかる形で表明しなければならない時期がきている、という認識も必要である。(中略)「これは環境に配慮したやり方で作り出された木材だ」ということを、きちんとわかる形で相手に伝えるための「共通言語」、それが森林認証なのである。


[田中淳夫]
1959年生まれ。静岡大学農学部林学科卒業。森林ジャーナリスト。アウトドアや自然科学、林業、山村問題などをテーマとする。
主な著書に、『「森を守れ」が森を殺す!』『伐って燃やせば「森は守れる」』(共に洋泉社)、『不思議の国のメラネシア』『チモール知られざる虐殺の島』(共に彩流社)など。